前回は、まさの一卵性の双子を妊娠している事がわかって、驚きと喜びに胸いっぱいの一週間を送っていました。
今回、3回目の妊婦健診で予想外の稽留流産の可能性が浮上してきました。
天国から地獄へと突き落とされた気分…
これは現実ではない
そう祈りたい
夢であってくれ…
スポンサーリンク
目次
双子の成長遅めだけど大丈夫なの?
前回(妊娠8週目)の検診では、心拍らしきもの?がピクピク動いてるのが少しだけわかったぐらいで、胎芽はほとんど確認することができませんでした。
順調に成長してれば、だいたい8週目あたりにもなれば、心拍がはっきり確認できるはずなのにどうしてだろう。
長男の時はすでにこの時点でしっかりと心拍が確認できたんだけど、やっぱり成長が遅れてるのかな…
この段階で、胎芽すらまともに確認できないのはまずいんじゃない?
内診台で、エコー画像を食い入るように見ながら、胎芽がどこにいるのか懸命に探してくれる先生。
私は焦りと不安で押しつぶされそうになってました。
そしてこの時、
まさかの双子であることが発覚し、焦りと不安から一変、驚きと喜びに変わりました。
先生からは、
「双子の状態は良さそうだね。」
「成長がだいぶ遅れてるけど、双子の成長は遅いことが多いから大丈夫でしょう」
先生がそう言うなら大丈夫かな!
少しは安心した。
先生の言葉を信じて、次は必ず心拍が確認できるように祈ろう。
最悪な状況ばかりが頭をよぎる
胎芽と心拍の確認ができず、どうもスッキリしない。
ずっとモヤモヤした気分…
妊娠できて嬉しいはずなのに、
双子ちゃんで嬉しさ2倍のはずなのに、
ちっとも安心できない(>_<)
本当にこの状況って大丈夫なの?
不安で押しつぶされそうで、気づけばネット検索しまくり、検索魔と化する。
暇さえあれば検索して、検索に夢中になり過ぎて息子をほったらかし。
調べたところでどうにもならないことはわかってるのに、無意識に調べてしまう。
悪い情報があれば落ち込み、良い情報を見つけたら、まだ諦めなくても大丈夫!希望はある!と前向きになったり…
このままでは情緒不安定で頭がどうにかなってしまうんじゃないかと恐怖すら感じる。
結局心の中に残るのは、良い情報よりも悪い情報ばかり…
検索し過ぎは気休めにもなりませんでした。
義両親に早く妊娠報告したい
義理の両親はまだ妊娠したことを知りません。心拍が確認できてから報告しようかなと思ってます。
というか、母子手帳を持って驚かせたいです。
特に義母さんは二人目を待ち望んでます。
義母「私らも、もう歳だし若くないから早く二人目作りや〜」
旦那は男3兄弟ってこともあり、
義母「次は女の子産まな〜」
女の子願望が強烈に強し!
私の心の声
(余計なお世話じゃ)
(言われなくてもわかっとるわい)
(二人目欲しくないとでも思ってんの?)
(誰よりも欲しくてしゃーないわい)
(女の子産めって、男3人産んどいてよく言うわ)
と、かなりの期待とプレッシャーを背負わされてます(^_^;)
嫁の私からすると、胸にグサグサ刺さる発言は多いものの、それだけ待ち望んでくれているというのはありがたい事ですね。
今回の双子ちゃんサプライズは相当喜ぶだろうな♡
やっぱり義母さんの喜ぶ顔が見たい^ - ^
スポンサーリンク
やはり今回も心拍確認できず…
ネット検索してて、最悪な状況ばかりが目に留まり何となく嫌な予感はしてた。
私に限って流産なんてないだろう
妊娠初期の流産率は15%
30歳〜35歳の流産率は15%
それほど高くはない
この中の一人に選ばれるなんて考えられない。
たぶん大丈夫!たまたま成長が遅れてるだけだよね。双子だから普通よりも成長が遅いって先生も言ってたし。
妊娠初期で成長が遅れてても無事に出産できた人もいるみたいだし。
悪い事ばかり考えるのはやめよう。
希望を捨てず、祈りつづけよう。
そして1週間後、3度目の検診へ
10月25日9w3d
シャボン玉のような丸いお部屋(たぶん羊膜)が2つと、胎芽らしきものが1つだけ確認することができました。
私「これは成長してるんですか?」
女医「ん〜、そうだね。2つのお部屋があるのわかりますか?お部屋は一応成長はしてるんだけど」
「赤ちゃんははっきりしないね…」
私「あんまりいい感じではない…?」
女医「う〜ん、そうだね…」
私「あんまり…これは…」
女医「そうだね…なんか順調にいってるとは言えないかな」
「片方の赤ちゃんは明らかに成長してない感じだね」
私「ん〜…」
肝心の心拍に限っては、
前回ピクピクと微かながらに動いてたものの、今回はピクリとも動いていませんでした。
片方の赤ちゃんは影も形もありませんでした。
胎嚢と2つのお部屋(羊膜)だけは成長してて、2人の赤ちゃんは完全に成長が止まってる感じでした。
胎嚢もたいぶ変形してきてて、もしかすると流産の可能性もあると言われました。
今のところ出血も腹痛もなく、これといった症状もありません。
このケースの流産は、稽留流産というものになるそうです。
稽留流産ってなに?
出血や腹痛などのいわゆる流産の徴候がないが、超音波検査で発育が停止(流産)していると診断されるもののことをいいます。
子宮の中で死亡した胎児がとどまった状態。
いずれ進行流産に移行して腹痛を伴う大量出血を起こしその後、完全流産へと移行します。これが自然流産です。
自然流産の徴候がなく、なかなかでてくる気配がない場合は、子宮内で感染を起こしてしまう可能性があるため、胎児の成長が止まった週数によっては手術を受けるよう勧められることがあります。これを子宮内除去手術といいます。
1週間後に子宮内除去手術を受けるかもしれない
今回の検診では、稽留流産の可能性があるというだけでまだ確定はしていません。
とりあえず、
「あと一週間だけ様子みてみましょう」
とのことで、もし成長してなかった時の為に、一応手術の予約もとっておくことになりました。
幸せから一変、絶望へと突き落とされた。
もうどうにもならないのかな…
素人の私が見ても明らかに成長してないことぐらいわかる。
手術までの残りの1週間、どうゆうモチベーションでいればいいの?期待できる要素なんて1つもないじゃん…
なにを励みに生きていけばいいの?
もう絶望でしかないよ…
こんな仕打ちなんていらない。
流産という経験なんて別に味わいたくもないし、無駄でしかない!
なんなの本当…最悪…
私は精神的に完全に追い詰められていた。
SponsoredLinks