わたしが妊娠高血圧症候群を予防するために実際に取り組んだ予防法をご紹介しております。ハイリスク妊婦を対象に行われた検証で発症率が大幅に軽減した有力な予防法になります。
私自身もハイリスク妊婦の一人でした。実際にこの方法を取り組んだおかげで妊娠高血圧症候群を発症せずに乗り越えれたと実感しております。
誰もが知ってる予防法とは違って、まだこの予防法を知らない人たちがたくさんいます。
効果があったからこそ、これから出産される多くの妊婦さんのために多くの方に広めていきたいです。
この予防法をやるやらないはもちろん本人次第ですが、ただ後悔だけはしてほしくないです。
もし取り組まなかったことによって妊娠高血圧症候群を発症してしまったときの代償は大きいですよね。
あの時こうしてればよかったと悔やんでももう遅いですから・・・
みなさんにはそんな後悔だけはしてほしくないです。
「妊娠高血圧症候群になってたまるか!」
という強い前向きな気持ちをもって、
ぜひこの予防法を妊娠中のプラスαとして取り入れていただくことをおすすめします。
無事に出産できるよう目指しましょう!
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目次
妊娠高血圧症候群を甘くみてはいけない
妊娠による大きな病気の一つに妊娠高血圧症候群がありますが、妊婦さんなら知らない人はいないですよね。
誰もがご存知のお決まりの病気だと思いますが、妊娠高血圧症候群を軽視している人が結構います。
・食べ過ぎなければ大丈夫だろう
・太りすぎなければいんでしょ
・塩分控えればいい
まぁこれが定番の予防法ではあるのですが、
気をつけていていたのに、妊娠高血圧症候群を発症してしまったという人は数多くいらっしゃいます。
産婦人科でも必ず注意されるこの三点ですが、気をつけていたにもかかわらず、なぜ発症してしまったのか?
妊娠高血圧症候群の確実な原因さえ解明されれば、さらに的確な治療法も見つかり、発症する人の数も格段に減るのですが、
今のところ医学的に解明されてないのが現状です。
【妊娠高血圧症候群】もっとも有力と考えられる原因とは
引用元:日本妊娠高血圧学会
妊娠高血圧症候群の原因の中で、最も有力と考えられているのは、
妊娠の初めの頃(妊娠15週まで)に胎盤の血管が正常とは異なった作られ方をしてしまう、という説です。
正常の場合は、
胎盤は子宮にくっつき細胞がその壁の中に侵入して子宮側の血管の壁を一度壊してより多くの血液が胎児に流れるように血管の壁を作り直していきます。
妊娠高血圧症候群の場合は、この血管の壁の作り直しがうまくできずその結果、胎児への酸素や栄養が十分に行き届かず、それが原因で母体に負荷がかかり高血圧がおこってしまう
「血管の壁に起こる異常」
というのが一つの説となります。
妊娠高血圧症候群と血管はとても密接な関係であるということがわかります。
妊娠高血圧症候群のこわさは、お母さんと赤ちゃんに多くの合併症を引き起こすことにありますが、そのほとんどは「血管の壁が傷むこと」で説明できると言われています。
細かい原因については分からないところも残されていますが、実際に医療の現場で大きな問題となる重症の妊娠高血圧症候群については、
必ずと言っていいほど血管の壁に起こる異常が含まれています。
引用元:日本妊娠高血圧学会
妊娠高血圧症候群の恐ろしさは、
もちろん発症した人にしかわかりません。
軽症の人もいれば重症化する人もいて、症状もその人によってさまざまです。
甘くみていた結果、妊娠高血圧症候群の予防は、妊婦さんにとって重要課題となります。
そこまで神経質にならなくても大丈夫だろうと思ってる人ほど危険です。
妊娠高血圧症候群を甘くみると命取りになる
妊娠高血圧症候群を発症すると、
・帝王切開になる
・めまい、動悸、頭痛、目がチカチカする
・管理入院させられる
・子癇(しかん)
・HELLP(ヘルプ)症候群
・常位胎盤早期剥離
・母子共に死の危険性もある
妊娠高血圧症候群の体験談こちら
症状が軽いからといって、甘くみていると更に悪化し、重症化してしまったら、母子ともに命の危険に晒されることにもなりかねません。
特に妊娠後期に発症する可能性が高いので、十分注意が必要です。
例え、初期〜中期に問題なく順調にいってたとしても、後期から急に、発症してしまう恐れがあるので、やはり妊娠初期のうちから、意識することが大事です。
アルギニン+抗酸化ビタミンで妊娠高血圧症候群が予防できる
F. Vadillo-Ortegaらは、妊娠高血圧症候群のハイリスクの妊婦(前の妊娠において妊娠高血圧症候群になった人や妊娠高血圧症候群の家族歴のある人など)にアルギニンを摂取させたところ、アルギニンを摂取したグループでは、アルギニンを摂取しないグループに比べ、明らかに(統計的に有意に)妊娠高血圧症候群の発病が低下することを明らかにしました。
引用元http://jnp-lab.com/sub32_22(ninnsinnkouketuatu_wo_yobousuru)(new_data22).html
こちらのサイトがとても参考になったので引用させていただきました。
私が妊婦だった頃に妊娠高血圧症候群について調べていたらこちらのサイトに辿り着きアルギニンが効果的であることを知りました。
ハイリスク妊婦672人を対象に行われた試験では、アルギニン+抗酸化ビタミンを妊娠24週前から摂取を始めた妊婦が、もっとも妊娠高血圧症候群の発症を予防することができたとの結果でした。
アルギニンがなぜ妊娠高血圧症候群の予防に効果的なのかその理由とは
ポイントその1
妊娠高血圧症候群の原因の一つとして血管内皮細胞の障害が原因であると考えられています。
血管内皮細胞が障害を受けると血管拡張物質である一酸化窒素(NO)の生成が低下してしまいます。その結果、血管が収縮しやすくなり血流が悪くなってしまいます。
ポイントその2
一酸化窒素(NO)を作り出す原料となるアルギニンは妊婦にとって必要不可欠なものです。胎児の成長にもアルギニンが使われています。胎児に酸素や栄養を送るためには血液循環を一定に保つ必要があり、その役割をしているのが一酸化窒素(NO)です。
ポイントその3
妊娠中は一酸化窒素の消費量が通常よりも多くなるため、アルギニンもたくさん必要になってきます。アルギニンが不足すると一酸化窒素(NO)の生成も追いつかなくなり一酸化窒素(NO)も不足してしまいその結果、血管が収縮しやすくなり妊娠高血圧症候群を発症してしまう可能性が高くなるというわけです。
ポイントその4
抗酸化ビタミンの役割は活性酸素に弱い一酸化窒素(NO)を守る事です。活性酸素によって一酸化窒素(NO)は分解されやすくなってしまいます。その活性酸素を除去して防いでくれる働きをするのが抗酸化ビタミンです。さらに一酸化窒素(NO)の生成を促進させる効果があります。
ポイントその5
アルギニンと抗酸化ビタミンの摂取時期は妊娠24週以降よりも24週前から開始したほうがもっとも効果が現れました。
ポイントその6
ハイリスク妊婦におけるアルギニンの摂取量は1日4〜6g程度が良いとされています。
一酸化窒素(NO)の生成が低下してしまうと血管が収縮しやすくなり体の血液循環を悪化させ、それによって妊娠高血圧症候群を発症してしまう恐れがあります。とにかく一酸化窒素(NO)不足を防ぐためにも、原料となるアルギニンがとても重要であるということがわかりました。
アルギニンってなに?Q&A
Q1.アルギニンとは
A.アミノ酸の一種で体内で合成される非必須アミノ酸で、タンパク質を作るための大事な栄養素です。乳幼児や成長期の子供は大人に比べて生成量が少ないため食事などで摂取する必要があります。
Q2.アルギニンとLアルギニンの違いとは
A.販売されているサプリメントや健康食品の成分表にLが付いてるものと付いてないものがありますが結論からいうとあまり気にする必要はありません。成分はまったく同じです。ただLを省いてるだけです。
アルギニンにはL型アルギニンともう一つD型アルギニンというものがありますが、D型は体に入っても全く作用せず体外に排出されてしまいます。体内で作られるアルギニンはL型しかないんです。
Q3. アルギニンが含まれる食品は
A.
魚系・・・かつお節 さわら 伊勢海老 しらす きはだマグロなど
肉系・・・鶏むね肉 鶏ひき肉 牛ひき肉 豚ロース 豚ゼラチンなど
豆系・・・きな粉 高野豆腐 大豆 ゴマ そらまめ アーモンドなど
Q4.アルギニンの効果 効能は
A.アルギニンというと精力剤や活力剤といった男性イメージが強いですが、健康面や美容面にも優れた栄養素です。健康面に関しては、血管の老化防止効果、生活習慣病の改善、糖尿病や高血圧など他にも動脈硬化や心臓病といった大きな病気にも有効とされています。
アルギニンは成長ホルモンの分泌を促す作用があり、成長ホルモンが増えるとお肌にハリや弾力を与えシワたるみにも効果的で、最近ではアルギニンによる美容効果に注目が集まっています。
Lアルギニン5000プラス
こちらの商品は(Lアルギニン5000プラス)高品質工場(GMP工場)で製造された安心安全な品質の良さと、ハイリスク妊婦のアルギニン摂取量1日4g〜6gを満たす5000mgと抗酸化ビタミンが配合されていたのでこれを選びました。
*GMP工場とは、アメリカでは政府によってサプリメントの製造が厳しく管理されています。ドクターズチョイスのL-アルギニン 5000プラスは、アメリカでGMP (Good Manufacturing Practice) を取得した、 工場で製造されています。
水素水は妊婦さんの味方!妊娠高血圧症候群の予防効果あり
最近は水素水ブームで妊婦さんの中でも人気が高まってきています。水素水が妊娠中のトラブルに効果的であることから水素水を選ぶ妊婦さんも徐々に増えてきました。そのトラブルの一つに妊娠高血圧症候群の予防にもかなり有効であることがわかりました。
なぜ水素水が妊娠高血圧症候群の予防にいいのか、詳しく説明していきます。
水素水が妊娠高血圧症候群に効果的な理由とは
ポイントその1
水素水は体内の悪玉活性酸素を体外に排出し血液をサラサラにする効果があります。それによって血液循環が良くなり血圧の上昇を抑えることができます。
ポイントその2
活性酸素を除去してくれることによって活性酸素に弱い一酸化窒素(NO)を守る役割をしてくれます。
ポイントその3
水素水は妊娠高血圧症候群による浮腫みの予防にも効果的です。
出典:http://teracotta.xsrv.jp/bodystyle/healthcare/
水素水ってどうゆうもの?Q&A
Q1水素水とは
A.水素水は水(H2O)にある一定の水素(H2)が含まれたものを指します。別名「水素豊富水」や「活性水素」とも呼ばれたりします。普通の水にも微量の水素は含まれていますが、それよりもはるかに多い水素が含まれています。
Q2水素水の特徴とは
A.水素は水にも脂質にも溶ける物質なので細胞膜を通過して頭から足の先まで全身の細部にまで行き渡らせることができます。さらに体にいい善玉活性酸素は残して悪玉活性酸素のみに反応し水となり、尿や汗となって体外へ排除されます。
Q3水素水を飲みすぎるとどうなるの
A.必要以上に摂取した水素は呼気となって抜けるので体に蓄積される心配はありません。ただ水素水を飲みすぎることで水分を取り過ぎて逆に浮腫みの原因になってしまわないよう摂取量は必ず守って飲むようにしましょう。目安としては1日300ml〜500ml
Q4水素水はどんな効果があるの
A.
- 動脈硬化
- 心筋梗塞
- 疲労回復
- むくみ
- アトピー性皮膚炎
- ストレス性胃炎
- アイチエイジング効果
- 便秘
- ダイエットなど
Q5水素水の効果的な濃度は
A.水素量が1.2ppm以上含まれるものを選びましょう。水素量が多ければ多いほど還元率が高まり抗酸化力もアップします。多く取りすぎたとしても余分な水素は水となって排出されるので少ないよりは多いほうをオススメします。
7Water(セブンウォーター)
どこの水素水が一番いいのか調べた結果、こちらの商品(セブンウォーター)が一番高濃度(7.0ppm)で値段的にもリーズナブルだったのでこれにしました。
お茶で血圧を改善!妊娠高血圧症候群を予防しよう
妊娠中はカフェイン入りのお茶が飲めないので気にされる方も結構多いと思います。そんな妊婦さんでも安心して飲めるノンカフェインのお茶でさらに血圧を改善する効果があるものをいくつか見つけました。私も妊娠中に実際飲んでいたおすすめのお茶をいくつか紹介します。
ルイボスティーには妊娠高血圧症候群を予防する効果がある
ルボスティーはノンカフェイン、ノンカロリー、糖質ゼロといった特徴があり妊婦さんや授乳中のママにも人気のお茶です。
ポイントその1
ルイボスティーには生活習慣病を予防する効果があります。生活習慣病とは糖尿病・高血圧・心臓病・脳卒中・肥満などのことを言います。
ポイントその2
ルイボスティーにはカルシウム・カリウム・マグネシウムといった高血圧の改善に欠かせないミネラルが豊富に含まれているので高血圧になるリスクを抑えてくれます。
ポイントその3
ルイボスティーには活性酸素分解酵素『SOD様酵素』という豊富なフラボノイドが含まれており、このSOD酵素が血圧を上昇させる活性酸素を除去し、それによって高血圧を改善させる効果があります。
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価格:1,000円 |
なた豆茶で腎機能を改善し妊娠高血圧症候群の予防にもなる
なた豆茶もノンカフェイン・ノンカロリーなので妊婦さんや授乳中の方でも安心して飲めるお茶です。なた豆茶がどのように高血圧に効果的なのかを詳しく説明していきます。
ポイントその1
なた豆茶に含まれるコンカナバリンAとウレアーゼという成分が腎機能をサポート。それによって高血圧の改善に深く関係しています。
ポイントその2
腎機能が低下し正常に働かないと体内の水分が適量に保たれず老廃物や塩分などが体外に排出されず溜まってしまいます。それによって起こりうる症状として、むくみ、高血圧、糖尿病などがあります。なた豆茶はそんな腎機能を改善し強化してくれることによって高血圧の予防にもつながります。
ポイントその3
なた豆茶は血液をサラサラにし浄化してくれる働きがあり血中に含まれるコレステロールを体外に排出してくれます。
ポイントその4
消化酵素アミラーゼという成分によって血液をキレイにし老廃物を無くして高血圧の予防や改善に役立っています。
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>丹波なた豆茶 Large Pack/~美味しさと実感のお茶~【送料無料】なたまめ茶/国産/無農薬/オーガニック/ノンカフェイン 価格:2,160円 |
辰岡の赤ちゃん水出し番茶。妊娠高血圧症候群の予防に効果的
知る人ぞ知る妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病に効果があるとされる番茶です。
ポイントその1
赤ちゃん番茶を水出しすることによって茶葉に含まれるポリサッカライドという成分が高血圧や血糖値、糖尿病の予防に効果があると言われています。
ポイントその2
ポリサッカライド(polysaccharide)とは多糖類を英語で表現したものです。水出し番茶に含まれる多糖類はL-アラビノース、D-リボース、D-グルコースなどが結合したものになります。
ポイントその3
糖尿病は血糖値だけじゃなく血圧にも深く関係しています。インスリンと似た働きをもつポリサッカライドは血糖値の上昇を抑え糖尿病を予防することによって高血圧の予防にも繋がります。
ポイントその4
ポリサッカライドは血中の糖分を効率よく代謝させる作用があり、血糖値を下げる働きに大きく影響しています。
ポイントその5
熱で壊れやすい性質ですが、水で抽出する事により、その成分を有効に生かすことができます。
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価格:1,280円 |
まとめ
妊娠高血圧症候群の予防や改善を目指し、妊娠中でも安心して使用できるサプリメントやお茶、食事などをうまく活用して楽しいマタニティーライフを送れるように心がけていくことが大切です。妊娠前から持病があったり高血圧の方などハイリスク妊婦とされる方は特におすすめなので、ぜひ取り入れてみてください。無事に出産できるよう応援しています。
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